イオン導入器を使用する場合は、電流を肌に流す危険性について充分に留意しなければなりません。微弱電流とはいえ肌にとっては刺激物には変りありません。
イオン導入を長時間行えば、マイナスの電極側では強アルカリ性に変化するという危険性が生まれます。イオン導入が短時間で済むような塗布薬剤の開発が急がれていますが充分な注意が必要です。
イオン導入で流す電流には、最初に開発された「連続直流型」、皮膚の分極を抑制するために開発された「パルス直流型」、皮膚の分極をさらに抑制するために開発された「パルス脱分極直流型」、プラスとマイナスの電流を交互に流す「交流型」の4種類があります。「連続直流型」は皮膚の分極が原因で皮膚への過剰な刺激や火傷を負う危険性がある欠点を指摘され「パルス直流型」や「パルス脱分極直流型」が開発されました。肌へのリスクを考えるとより刺激の弱い「交流型」、「パルス脱分極直流型」が良いと考えられています。
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