抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤についての注意点
抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤を選択するにあたり、その時の状況やケースによって使い分けを行う必要があります。そのあたりを以下にまとめてみました。
▼ケース別の抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤)使用上の注意点
1.痒み強弱による薬剤の選択について
痒み症状の強い方には薬効の強い薬剤を優先的に選択します。
2.患者さんの年齢を考えての薬剤選択について
患者が高齢であれば、薬効がマイルドでも眠気、だるさの副作用の少ない薬剤を選択します。
3.眠気を感じては困る仕事、学業についている方の薬剤選択について
もちろん、仕事や学業に支障が出ないように、眠気、だるさの副作用の少ない薬剤を優先的に選択します。
4.1日1回内服タイプの薬剤と1日2回内服タイプの薬剤のどちらが効果的か
抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤には1日1回の内服でほぼ1日近く効果が続くタイプのものと、1日2回内服することが必要なタイプのものがあります。一般的に1日2回内服タイプのものの方が、1日中まんべんなく効果が持続します。
5.薬剤の価格=薬価について
薬剤の価格(薬価)については、厚生労働省が決めています。
6.薬剤によって価格が違うことについて
抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の薬価は種類によってかなり異なり、低薬価の薬剤と高薬価の薬剤では数倍の価格の違いがあります。しかし、薬剤の効果が薬価に比例して数倍異なるといわけではありません。
30年くらい前から抗アレルギー剤は開発がすすんで来て、今では約30種類くらいあります。内服薬だけでなく、点鼻薬や点眼薬、吸入薬といろいろな形のものが開発されています。